これから商店街はどうなるんだろう?から読んだ本
こんにちは!今回で35回目のブログ記事になりました。
前回のブログで紹介した本を読み終えて、エシカルな暮らしの第一歩として、
何か行動しようと思い、年賀状などの書き損じはがきを集めて、
以前に書き損じはがきを郵便局へ持っていき、
切手に換えてもらった事はありますが、
私は切手を滅多に使用しないので寄付で少しばかり社会貢献できるという選択肢は嬉しいですね。
さて、今回ご紹介する本は、
「なぜ、繁栄している商店街は1%しかないのか」です。
著者は、辻井啓作さんです。
著書は、
第1章 繁栄している商店街は1%だけ
第2章 そもそも「商店街」とは何か
第3章 「まちづくり」を目指した過ち
第4章 それでも商店街の活性化が必要な理由
第5章 商店街の変革
第6章 商店街はこうすれば活性化できる
第7章 行政と商店主へのメッセージ-今こそ活性化委にとりくむ時
上記の内容が書かれています。
なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?
私の住んでいる街には、いくつかの商店街があります。
商店街を歩いているとシャッターが降ろされている店がいくつもあります。
シャッターが降ろされている商店街を歩いていると
何だか寂しい気持ちになり、これから商店街はどうなるんだろう?と思いました。
そんなある日に、
ある方からこの本を紹介していただいたので読ませていただきました。
本書のタイトルにある
なぜ、繁栄している商店街は1%しかないのか?
この問いに対する著者の見解が率直に書かれてます。
私が印象に残ったのは、
商店街は「商店が集まっている場所」
・・・
多くの商店街は、組合やそれに類する組織を作り、活性化のための事業など、商店街の運営などを行っている
・・・
現在、商店街に対しては、街路灯の電気代などの運営資金や、活性化事業に対する補助金など、国や都道府県によるさまざまな支援が行われている。
商店街の組合等を対象にして行われているということだ。
なるほど。商店街の活性化を図る事業への支援が行われているですね。
商店街の活性化の目標は、商売の場としての機能を高めることである。
つまり、多くの人が集まり、そこに出店する価値のある場となることだ。
・・・
地域のコミュニティの場として機能する、既存の商店の売り上げを伸ばす、空店舗を減らす等は、活性化した結果生じることであり、目的ではない。
そのためには、集客ができ、売上が上がる店を増やす必要がある。
なるほど。
商店街を商売の場として新規出店を集めることが活性化になるということですね。
出店したいと思える場所としての魅力が必要ですね。
著書には、
商店街活性化のロードマップとして、“店が店を呼ぶ”しくみづくりが書かれています。
著者である辻井さんは、
地域商業という森林に対して、誰がどのように手を入れることが多様性をも含めた我々の利益に供するのか、本書が再度考えるきっかけになれば幸いである。
と、述べています。
読み終えて、
商店街の実情、裏側を知ることが出来ました。
また、市民として地元の商店街にはどんな店があり、事業が行われているのか?
という新たな視点で興味を持ちました。
あっ!いろんな地域の商店街へ足を運んでみたいなー。
と思ったのでした。
こちらの本は、
・商店街について知りたい方
・商店を出店したい!と思っている方
・商店街がシャッター街になっている理由を知りたい方
・街づくりを考えたい!方
などにおススメです!
では、次の本をお楽しみに!
そして、読書は続く!
book-timeブログ「みなはなの本棚」より