みなはなの本棚

本を買う前に少しでも参考になればいいなと始めたブログです。

さらに家入さんの本を読みたい!から読んだ本

こんにちは!今回で37回目のブログ記事です。

 

11月になり、寒い季節の到来ですね。

寒い季節は、身体があたたまる「鍋」料理ですよねー。

私は、キムチ鍋、豆乳鍋、鍋焼きうどんが好物であります。

鍋料理をいただきながら「あたたまるよねー。」と毎年、いや毎回のように言っているような気がします。

今年は、「鍋」料理のシメを色々とアレンジしてみようかと思ってます。

 

さて、今回ご紹介する本は、「ぼくらの未来のつくりかた」です。

ぼくらの未来のつくりかた YOUR BOOKS

ぼくらの未来のつくりかた YOUR BOOKS

 

著者は、家入一真です。 

 

著書は、

プロローグ これはただの悪ふざけじゃない 

第1章 選挙に出てみてわかったこと

第2章 みんなの居場所をつくりたい

第3章 「ぼくら」って誰のこと?

第4章 この社会に足りないもの

第5章 すべての壁を越えていきたい

第6章 ぼくらの未来のつくりかた

上記の内容が書かれています。

 

前回のブログで紹介させていただいた本「もっと自由に働きたい」の

家入一真さんが著者です。

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

  • 作者:家入 一真
  • 発売日: 2012/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

このブログのタイトルにもあるように、

上記の本を読み終えて

さらに、家入さんの本を読んで、考えを知りたい!と思ったからです。

 

こちらの本は、「もっと自由に働きたい」本を発行されてから2年後の2014年に発行されています。

 

この本を読んで印象に残ったのは、

家入さんが2014年に東京都知事選へ出馬を表明されていたことです。

 

さらには、

①選挙資金をクラウドファンディングで集める

②ネットを駆使して新しい選挙活動の可能性を追求する

③みんなから政策を集め、本当の民意を抽出する

これら3つをチャレンジした経験が具体的に書かれていました。

ネットの力を使って、新しい選挙の仕組みをつくろうと試みた行動に度肝を抜かれました。

興味がある方は本書を読んでみてください。

 

本書の中で、

ぼくも含めて誰もがこの時代に生きる当事者である以上、

社会をよりよい方向に変えていくのはみんなの仕事であるはずで、

それを誰かに任せっきりにしてはいけないと思う。

 と書かれています。

選挙に出馬した理由、考え、思いが伝わってきました。

 

そして、

誰もが違う価値観を持って多様な生き方を選んでいる今、もっともっとみんなが「自分と違う誰か」に対するリスペクトを持ち、それを受け入れるべきじゃないだろうか。

 この文章を読み、とても共感しました。

世間のニュースや職場などで、

「あの人はあーでこーで、こんな人だから...(自分達とは違う)。」のように、

噂話やレッテル貼りしているだけでは?

自分と違うから何なのだろう?

と、疑問に思うことがあります。

 

もし、自分が相手の立場だったら、どう思う?どう感じるだろうか?

 

多様な価値観や生き方をお互いに尊重し合える優しい社会であってほしいと心から願っています。

 

こちらの本は、

・社会のために何か役にたちたい!と思っている方

・政治、選挙にあまり興味や関心がない方

・居場所がほしい!と思っている方

などにおススメです!

 

では、次の本もお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より

 

 

 

 

家入さんの本を読んでみたい!から読んだ本

こんにちは!今回で36回目のブログ記事になりました。

 

この前の週末に、私の大好物である寿司ネタの「生サンマ」を食べました。

この季節のサンマは、脂がのっていて絶品であります!

サンマは焼いて大根おろしと一緒に頂くのも美味しいですよね。

サンマの蒲焼も美味しそう!と、食欲の秋は食いしん坊になる季節でもありますね。

 

さて、今回ご紹介する本は、「もっと自由に働きたい」です。

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

  • 作者:家入 一真
  • 発売日: 2012/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

著者は、起業家、投資家、クリエイターと(本書では)紹介されている家入一真さんです。

 

著書は、

現状から逃げ出したいと思っている人へ

STAGE1 常識を疑って、逆いっちゃえば?

STAGE2 逃げ出しちゃえば?

STAGE3 起業しちゃえば?

STAGE4 悪ふざけしちゃえば?

 上記の内容が書かれています。

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

クラウドファンディングに興味を持つようになり、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」について知る機会がありました。

このクラウドファンディング・プラットホーム「CAMPFIRE」を運営する株式会社ハイパーネッツを設立した方が家入一真さんでした。

 

そこで、

家入さんの事を知りたい!と思い、この本と出会いました。

 

なぜ、家入さんの事を知りたいと思ったのか?

 

「CAMPFIRE」のミッションは、

資金集めを民主化し、世界中の誰しもが声をあげられる世の中をつくる

とHPに掲載されています。

このミッションを掲げて取り組むに至った経緯を知りたいと思ったからです。

 

著書では、

この本で伝えたいことはただ一つ。

もっと自分に正直に生きていい、ということだ。 

 とあります。

 

この文章を読んで、

正直なところ、肩の力が抜けました。

同時に、今の自分は「自分に正直に生きる」状態なんだろうか?と。

 

皆さんは、どうでしょうか?

自分に正直に生きることが出来ていますか?

 

著書を読み終えて、

家入さんの「自分に正直に生きる」をしてきた生き方、考え方、やり方などを知ることができました。

クラウドファンディングだけではなく、様々な事に取り組まれてきたことも知りました。

 

そして、

「自分に正直に生きる」でいいんだよ!と教えてもらったように感じ、

「とことん正直に生きよう」とエールをもらいました。

 

こちらの本は、

・現状から逃げ出したい!と思っている方

・やりたいことがあるけど、迷っている方

・他人に合わせるのが苦痛に思っている方

・生きづらいと感じている方

などにおススメです!

 

では、次の本をお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より

 

これから商店街はどうなるんだろう?から読んだ本

こんにちは!今回で35回目のブログ記事になりました。

 

前回のブログで紹介した本を読み終えて、エシカルな暮らしの第一歩として、

何か行動しようと思い、年賀状などの書き損じはがきを集めて、

認定NPOテラ・ルネッサンス事務局へ送りました。

以前に書き損じはがきを郵便局へ持っていき、

切手に換えてもらった事はありますが、

私は切手を滅多に使用しないので寄付で少しばかり社会貢献できるという選択肢は嬉しいですね。

 

さて、今回ご紹介する本は、

「なぜ、繁栄している商店街は1%しかないのか」です。

なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか
 

 著者は、辻井啓作さんです。

 

著書は、

第1章 繁栄している商店街は1%だけ

第2章 そもそも「商店街」とは何か

第3章 「まちづくり」を目指した過ち

第4章 それでも商店街の活性化が必要な理由

第5章 商店街の変革

第6章 商店街はこうすれば活性化できる

第7章 行政と商店主へのメッセージ-今こそ活性化委にとりくむ時

上記の内容が書かれています。

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

私の住んでいる街には、いくつかの商店街があります。

商店街を歩いているとシャッターが降ろされている店がいくつもあります。

シャッターが降ろされている商店街を歩いていると

何だか寂しい気持ちになり、これから商店街はどうなるんだろう?と思いました。

 

そんなある日に、

ある方からこの本を紹介していただいたので読ませていただきました。

 

本書のタイトルにある

なぜ、繁栄している商店街は1%しかないのか?

 

この問いに対する著者の見解が率直に書かれてます。

 

私が印象に残ったのは、

商店街は「商店が集まっている場所」

・・・

多くの商店街は、組合やそれに類する組織を作り、活性化のための事業など、商店街の運営などを行っている

・・・

現在、商店街に対しては、街路灯の電気代などの運営資金や、活性化事業に対する補助金など、国や都道府県によるさまざまな支援が行われている。

商店街の組合等を対象にして行われているということだ。

 なるほど。商店街の活性化を図る事業への支援が行われているですね。

 

商店街の活性化の目標は、商売の場としての機能を高めることである。

つまり、多くの人が集まり、そこに出店する価値のある場となることだ。

・・・

地域のコミュニティの場として機能する、既存の商店の売り上げを伸ばす、空店舗を減らす等は、活性化した結果生じることであり、目的ではない。

そのためには、集客ができ、売上が上がる店を増やす必要がある。

なるほど。

商店街を商売の場として新規出店を集めることが活性化になるということですね。

出店したいと思える場所としての魅力が必要ですね。

 

著書には、

商店街活性化のロードマップとして、“店が店を呼ぶ”しくみづくりが書かれています。

 

著者である辻井さんは、

地域商業という森林に対して、誰がどのように手を入れることが多様性をも含めた我々の利益に供するのか、本書が再度考えるきっかけになれば幸いである。

 と、述べています。

 

読み終えて、

商店街の実情、裏側を知ることが出来ました。

また、市民として地元の商店街にはどんな店があり、事業が行われているのか?

という新たな視点で興味を持ちました。

 

あっ!いろんな地域の商店街へ足を運んでみたいなー。 

と思ったのでした。

 

こちらの本は、

・商店街について知りたい方

・商店を出店したい!と思っている方

・商店街がシャッター街になっている理由を知りたい方

・街づくりを考えたい!方

などにおススメです!

 

では、次の本をお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より

 

 

 

“エシカル”って何だろう?から読んだ本

こんにちは!今回で34回目のブログ記事です。

 

先日、ワイヤレスポータブルスピーカーを購入して音楽を楽しんでいます。

スマホのアプリからBluetoothで、色んなジャンルの音楽を聴くのは楽しいですね。

ポータブルなので、どこでもスピーカー重低音の響きを楽しめるというのが良いです!

最近は、BGMとしてボサノバを聴いてリラックスしてます。

皆さんも、夜長の秋に音楽を楽しむ時間を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

さて、今回ご紹介する本は、「はじめてのエシカル」です。

はじめてのエシカル

はじめてのエシカル

 

著者は、末吉里花さんです。

 

著書は、

1 知ることが未来を変えるパワーになります

2 地球と動物のためにできること

3 世界を見て出会った、新しい未来の変え方

4 「一羽の蝶」の暮らしが、世界を変える

5 100人の一歩

上記の内容が書かれています。

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

それは、ある人との会話で

エシカルって知ってる?」の一言からの出会いでした。

それまで、私は「エシカル」の事は何も知りませんでした。

 

そこで、

エシカル」について調べてたどり着いたのがこの本でした。

 

エシカル」とは、もともと「倫理的な」「道徳的な」という意味です。

...

簡単に言い換えることができます。

それは、「私たちの良心と結びついていて、人や社会、環境に配慮されている」ということ。

 

なるほど。

エシカルな暮らし」とは倫理的・道徳的な暮らし…。

 

著者は、

地球も、動物も、海の向こう側にいる人たちも傷つけず、私たちも笑顔でいられる日々をつづけるための、新しい暮らし方の本です。

と述べています。

 

この新しい暮らしとは、

あなたが持っているものの中で一番気に入っているものは何ですか?

それは誰が、どこで作ったのかできる限り調べてきてください。

この問いから始まるように思います。

 

私が買った洋服、バッグ、日用品などは、誰がどこで作ったものなのか?

正直、私は誰がどこで作ったのかは、わからないです。

私は、この本を読んで大事な事に気づかせてもらったと思いました。

 

今、目の前にあるものを通して、それを創ってくれている人たちや運んでくれている人たち、そしてその仕組みを創造し、遠くの人や環境に配慮する社会になっていくこと。

-これが「エシカル」です。

なるほど。

 

著書にて、生産者側の実情、問題など過酷な状況での労働環境について知ることができます。また、地球の限りある資源の問題についても述べています。

 

この本を読んで、

自分にできる「エシカルな暮らし」へ変えていこうと思いました。

 

あー。

私は会話での「エシカル」の一言がなかったら、なるべく地産地消どまりの消費者でしたね。

教えていただいて感謝です!

 

私なりのエシカルな暮らしへチェンジ作戦は、

1)まず、ものを大事に使う!

2)ものを買う時は、なるべく生産者を知る、調べてみる!

3)エシカル商品の認証マークを気にかけてみる!

4)リサイクルや寄付なども行ってみようかなと思います。

紹介されていた↓

「認定NPO法人テラ・ルネッサンス」では地雷・小型武器・子ども兵・平和教育という4つの課題に対して取り組むNPOに関心を持ちました。

このNPO活動支援として、「わたしにできる支援・活動」がありますので興味がある方は参照してみてください。

 

未来のために、地球のために、自分ができることを想像しながら、

楽しく心地よい暮らしをしていきたいですね!

 

この本は、

・何か社会の役に立ちたい!人の役に立ちたい!と思っている方

・ものの価値について考え直したい方

・豊かな暮らしを望まれている方

などにおススメです!

 

では、次の本をお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より

“イシュー”って?から読んだ本

こんにちは!今回で33回目のブログ記事になります。

 

月日はあっという間に流れていくな~としみじみ思う今日この頃です。

気が付いたら2020年の10月。

気候の変化に伴い身なりも半袖から長袖、外出時の上着など衣替えの季節到来です。

季節の変わり目は体調管理が大事ですね!

最低限の睡眠時間は絶対確保しよう!と、

昨夜から睡眠の質を高めるGABA入りのチョコレートを食べて寝ることにしました!

 

さて、今回ご紹介する本は

イシューからはじめよー知的生産の「シンプルな本質」です。

 著者は、安宅和人さんです。

 

著書は、

0 序章 この本の考え方ー脱「犬の道」

1 イシュードリブン 「解く」前に「見極める」

2 仮説ドリブン① イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる

3 仮説ドリブン② ストーリーを絵コンテにする

4 アウトプットドリブン 実際の分析を進める

5 メッセージドリブン 「伝えるもの」をまとめる

上記の内容が書かれています。

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

それは、前々回31回目のブログで紹介した本↓

 こちらの本で紹介されており、

“イシュー”って何だ?と頭の中のモヤモヤがあり、もう少しばかり知りたいなーと思ったからです。

 

本書では、

イシューの定義

A)2つ以上の集団の間で決着のついていない問題

B)根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

AとB両方の条件を満たすものがイシューとなる。

と述べられています。

なるほど。

そして、

イシューを見極めることが大切だ。

・・・

「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめ、「そのためには何を明らかにする必要がるのか」という流れで分析を設計していく。

ほー、なるほど。

ざっくりと解釈すると、

イシュー=どんな問題に答えをだすのか?明らかにしたいのか?

要は、問いを立てること。

 

本書のタイトル「イシューからはじめよ」とは、問い立てることからはじめよう!

ということですね。

 

なぜ、イシューからはじめた方が良いのか?

 

本書では、

「イシュー度」:自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ

「解の質」:そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い

 

この「イシュー度」と「解の質」が高い方がバリューのある仕事であると。

そして、

「イシュー度」が低い状態で一心不乱に大量の仕事をすることでバリューを上げようとする「犬の道」はムダ!であると。

ゆえに、

イシューからはじめると時間を無駄にせず、バリューのある仕事ができるということになりますね!

 

 著者の安宅さんは、

この本の読者の皆さんには、情報を噛みしめる人、つまりはさまざまな意味合い、価値、重さを正しく理解できる人であってほしいと思う。

そして、表面的な論理だけで「考えたフリ」をする人にならないよう、心がけてほしいと思う。

と、読者へのメッセージが書いてあります。

 

うーん。

振り返ると、悶々とする状況で、とりあえずその場で「考えたフリ」をしていたかも…。あー、犬の道であったのかも…。

これからは、イシューからはじめてみようと思います!

 

この本は、

・何かの問題を解決したい!と思っている方

・何か新しく取り組みたい!と考えている方

・価値のある仕事をしたい方

などにおススメです!

 

では、次の本をお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より

 

カタリバってどんな事してるの?から読んだ本

こんにちは!今回で32回目のブログ記事です。

 

初秋ですね〜。

秋と言えば…、私は「食欲の秋だー!」と毎年のように食欲が増す季節であります。

旬の食材は、その時にしか味わえないと思うと格別になりますよね!

私が秋に一番食べたいのは、秋刀魚です。

という事で、週末に秋刀魚のお寿司を食べたいなーと唾液を垂らしております。笑

 

さて、今回ご紹介する本は、

「カタリバ」という授業-社会起業家と学生が生み出す“つながりづくり”の場としくみ

です。

著者は、上阪徹さんです。 

上阪さんがカタリバ(認定NPO法人)を取材し、社会が少しでもよいものとなるようにという思いから書かれた本です。

 

著書は、

第1章 「カタリバ」とい熱気

第2章 カタリバが生まれるまで

第3章 周りも自分も「見えない」高校生たち

第4章 仲間が集まり、実現したカタリバ

第5章 組織マネジメントを成長につなげる

第6章 難題=「いかに収益を確立するか」

上記の内容が書かれています。

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

NPO法人に興味・関心があり調べていたところ、「カタリバ」の存在を知りました。

「カタリバ」のHPを閲覧し、「カタリバ」について詳しく知りたい!と思い、本書に出会いました。

 

すべての10代が意欲と創造性を育める、

未来の当たり前を

目指して

「カタリバ」HPのトップに書かれている文章です。

 

本書で、上阪さんは

「元気がない」「覇気がない」といった若者に対する報道に居を同じくすることが多々あった。

だが、このNPO法人の若い経営者や大学生への取材を通じて、その思いは一変させられた。

と書かれています。

この著者が若者に対する思いが一変した「カタリバ」について詳しく知ることが出来ます。

 

「カタリバ」は、

主に高校生に向けたコミュニケーションのプログラムを実施している団体です。

このプログラムを企画、運営するのはカタリバと“ナナメの関係“にあるボランティアの大学生。高校生たちに自分たちの経験や思いを伝えたりする授業を行う活動をされています。

現在では、様々な活動を展開されており、メディアにも取り上げられるほど注目されているNPO法人です。

 

私が印象に残ったのは、

ごくごく普通の高校生に学ぶ意味や生きる目的を考えさせ、心のどこかに“火を点ける”ことこそが重要なのではないか…

これは、「カタリバ」代表理事の今村さんが「カタリバ」設立前に考えていたことです。

 

思い返してみると…

私が高校生の時に学ぶ意味や生きる目的を考える時間があっただろうか…。

ん~。なかった。

高校の進路指導の先生と面談する時間は一人30分?くらいだったような。

将来について両親と話をして、部活の先輩に相談した覚えはあるけれど…。

今思えば、当時(高校時代)の身近な存在に居る人という限られた中で悶々と将来のことを考えていましたね。

 

「カタリバ」の授業は、

高校生と「カタリバ」のボランティア大学生が語り合い、高校生が自分自身と向き合いながら学ぶ意味や生きる目的を探求していくしくみ

として具体的に紹介されています。

 

私が高校時代に「カタリバ」の授業を受けていたら…受けてみたかった…と思います。

 

この社会に生きるすべての大人が当たり前のように自分よりも下の世代に責任をもって関わり、全ての若者が、好奇心と向上心をもってさまざまなことにチャレンジする、そんなコミュニケーションが当たり前にある社会を目指して、活動を続けます。

「カタリバ」は、上記にある今村さんの信念、思い、ビジョン、希望がある。

 

この本を読んで、

私自身が社会に貢献する・していく・していきたい事は何か?という問いを与えられたように思います。

 

こちらの本は、

NPO法人について興味や関心がある方

・「カタリバ」について詳しく知りたい方

・将来について悩んでいる高校生や大学生の方

などにおススメです!

 

では、次の本もお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より

「SDGs」とは?から読んだ本

こんにちは!今回で、31回目のブログ記事です。

 

最近、即寝しやすい環境を整えるために枕を買い換えました。

購入した枕は、「高さ10か所調整枕」なのです。

枕の高さを自分に合わせて調整できる!というアイディアは素晴らしいですね!

枕の高さを自分で微調整しながら、寝心地を確かめるのも新たな発見でした。

 

さて、今回ご紹介する本は、

持続可能な地域のつくり方-未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン

です。

著者は、筧裕介さんです。

 

著書は、

第1章 SDGsと地方創生

第2章 日本と地域の持続可能性実態

第3章 地域の生態系を再生する

第4章 つながり協働し高め合う「地域コミュニティ」

第5章 道を照らしみんなを導く「未来ビジョン」

第6章 1人ひとり生きがいを創る「チャレンジ」

第7章 未来を切り拓く力を育む「次世代教育」

終章 地域にある真の「豊かさ」

 上記の内容が書かれています。

 

なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?

 

端的に言いますと、「SDGs」って言葉は聞いたことあるけど…よくわからない…

ん~、まずは「SDGs」に関する本を読んでみよう!

という事でAmazonで検索しました。

さまざまな本がありましたが、

その中でもタイトルに「持続可能な地域」「未来を育み」という単語が気になりましたのでこちらの本を選びました。

 

著者は、

全国各地で様々な地域課題解決プロジェクトに関わってきた。

その過程で私自身が感じてきた問題意識を具体的な方法論というカタチにまとめたのが、本書である。

・・・

持続可能な地域を実現するために、私自身が活用してきたツールがSDGsである。

なるほど。

地域課題に対して取り組む上で、SDGsの考え方が道具(ツール)として使えるということですね。

 

それで、「SDGs」とは?

2015年9月の国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ

通称SDGs(Sustainable Development)、日本語「持続可能な開発目標」

この「持続可能は開発目標」は、期限が2030年に設定されており、17ゴール169ターゲットで描かれているとの事です。

 

地球規模の話のように聞こえて、自分は関係ないかな…ということではなく、

自分の住む地域のことでも、

自分自身のことでもありますね。

 

こちらの本では、

自分の住む地域について「SDGs」をツールを用いて、具体的にどのように考え、行動する方法をイラストや図によってわかりやすく説明してくれています。

 

私が印象に残った内容は、

著者が考える現代について

お金で買えないものの価値が高まる時代

・・・

お金で買えない「関係」「信用」「時間」「やりがい」、そういうものの価値が高い時代である。

と書かれていました。

なるほど。

SDGs」17ゴールの理想とする姿を目指していくためには、

お金で買えない、目に見えない、当たり前のことのように思われる、

「関係」「信用」「時間」「やりがい」

これらの価値が人を動かし、地域をつくる原動力となりうるかもしれませんね。

 

こちらの本は、

SDGsについて知りたい方

・地域課題に取り組まれている企業や事業に携わっている方

・これから地域のために貢献したいと思われている方

などにおススメです!

 

では、次の本をお楽しみに!

そして、読書は続く!

 

book-timeブログ「みなはなの本棚」より