カタリバってどんな事してるの?から読んだ本
こんにちは!今回で32回目のブログ記事です。
初秋ですね〜。
秋と言えば…、私は「食欲の秋だー!」と毎年のように食欲が増す季節であります。
旬の食材は、その時にしか味わえないと思うと格別になりますよね!
私が秋に一番食べたいのは、秋刀魚です。
という事で、週末に秋刀魚のお寿司を食べたいなーと唾液を垂らしております。笑
さて、今回ご紹介する本は、
「カタリバ」という授業-社会起業家と学生が生み出す“つながりづくり”の場としくみ
です。
著者は、上阪徹さんです。
上阪さんがカタリバ(認定NPO法人)を取材し、社会が少しでもよいものとなるようにという思いから書かれた本です。
著書は、
第1章 「カタリバ」とい熱気
第2章 カタリバが生まれるまで
第3章 周りも自分も「見えない」高校生たち
第4章 仲間が集まり、実現したカタリバ
第5章 組織マネジメントを成長につなげる
第6章 難題=「いかに収益を確立するか」
上記の内容が書かれています。
なぜ、私がこの本を読もうと思ったのか?
NPO法人に興味・関心があり調べていたところ、「カタリバ」の存在を知りました。
「カタリバ」のHPを閲覧し、「カタリバ」について詳しく知りたい!と思い、本書に出会いました。
すべての10代が意欲と創造性を育める、
未来の当たり前を
目指して
「カタリバ」HPのトップに書かれている文章です。
本書で、上阪さんは
「元気がない」「覇気がない」といった若者に対する報道に居を同じくすることが多々あった。
だが、このNPO法人の若い経営者や大学生への取材を通じて、その思いは一変させられた。
と書かれています。
この著者が若者に対する思いが一変した「カタリバ」について詳しく知ることが出来ます。
「カタリバ」は、
主に高校生に向けたコミュニケーションのプログラムを実施している団体です。
このプログラムを企画、運営するのはカタリバと“ナナメの関係“にあるボランティアの大学生。高校生たちに自分たちの経験や思いを伝えたりする授業を行う活動をされています。
現在では、様々な活動を展開されており、メディアにも取り上げられるほど注目されているNPO法人です。
私が印象に残ったのは、
ごくごく普通の高校生に学ぶ意味や生きる目的を考えさせ、心のどこかに“火を点ける”ことこそが重要なのではないか…
これは、「カタリバ」代表理事の今村さんが「カタリバ」設立前に考えていたことです。
思い返してみると…
私が高校生の時に学ぶ意味や生きる目的を考える時間があっただろうか…。
ん~。なかった。
高校の進路指導の先生と面談する時間は一人30分?くらいだったような。
将来について両親と話をして、部活の先輩に相談した覚えはあるけれど…。
今思えば、当時(高校時代)の身近な存在に居る人という限られた中で悶々と将来のことを考えていましたね。
「カタリバ」の授業は、
高校生と「カタリバ」のボランティア大学生が語り合い、高校生が自分自身と向き合いながら学ぶ意味や生きる目的を探求していくしくみ
として具体的に紹介されています。
私が高校時代に「カタリバ」の授業を受けていたら…受けてみたかった…と思います。
この社会に生きるすべての大人が当たり前のように自分よりも下の世代に責任をもって関わり、全ての若者が、好奇心と向上心をもってさまざまなことにチャレンジする、そんなコミュニケーションが当たり前にある社会を目指して、活動を続けます。
「カタリバ」は、上記にある今村さんの信念、思い、ビジョン、希望がある。
この本を読んで、
私自身が社会に貢献する・していく・していきたい事は何か?という問いを与えられたように思います。
こちらの本は、
・NPO法人について興味や関心がある方
・「カタリバ」について詳しく知りたい方
・将来について悩んでいる高校生や大学生の方
などにおススメです!
では、次の本もお楽しみに!
そして、読書は続く!
book-timeブログ「みなはなの本棚」より