残業したくない!から読んだ本
こんにちは!今回で18回目のブログ記事です。
新型コロナウィルス感染症の第二波、第三波が予想される中で、厚生労働省から「新しい生活様式」が公表されましたね。
働き方の新しいスタイルとして、「テレワーク」「時差出勤」「会議はオンライン」などが挙げられています。
私は、数か月前から時差出勤で早出で勤務することが多くなりました。早出なので、帰りに買い物へ行きやすいことや夕食時間が早くなり、とても満足しています。
みなさんの働き方はいかがでしょうか?
さて今回、紹介する本は
「残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?」です。
著者は、中原淳さん+パーソナル総合研究所さんです。
こちらの本では、約2万人を対象に行った大規模調査のデータを分析し、あらゆる角度から徹底的に残業の実態を解明しています。
なぜ、私がこちらの本を読もうと思ったのか?
それは、単純に…残業したくない!からです。
お察しにように、残業したことがあるので…
もう残業したくない!残業しない!残業するものかーっ!なんて思っています。
残業によって読書時間が減ってしまいますからね。
著書は、
第1講 残業のメリットを貧りつくした日本社会
第2講 あなたの業界の「残業の実態」が見えてくる
第3講 残業麻痺-残業に「幸福」を感じる人たち
第4講 残業は、「集中」し、「感染」し、「遺伝」する
第5講 「残業代」がゼロでも生活できますか?
第6講 働き方改革は、なぜ「効かない」のか?
第7講 鍵は、「見える化」と「残業代還元」
第8講 組織の生産性を根本から高める
最終講 働くあなたの人生に「希望」を
上記の内容を講義形式で書かれているので非常に読みやすいです。
残業学は、
①残業がどこでどのくらい起こっているのか?
②残業が起こってしまうメカニズムと功罪
③残業をいかに改善することができるのか
この3つを探求する学際的な研究と述べられています。
私が印象に残ったのは、
・残業は「集中」する
「できる人」に多くの仕事が持ち込まれ、できない人との能力差はますます広がる
・残業は「感染」する
「適度に残業して、ほどほどの忙しさを演出する」ような社員や上司がいると、周囲が帰りにくさを感じて残業する
そこで、
残業の「集中」と「感染」を招きにくい特性は?というと、
仕事の範囲ややり方は自分で決めることができるという特性
…
つまり、一人ひとりの仕事の範囲が明確で、自分のペースや方法で仕事を進められる場合は、残業の「集中」と「感染」は招きにくいのです。
ほー!なるほど!
そうなると、役割と責任を明確にするようにマネジメントする必要がありますね。
私が残業していた頃を振り返ると、
・仕事に対して能力が足りてなかった
・周りも残業していたから、翌日にできる仕事を残ってやっていた
・任さると断れずに対処していた
確かに、役割と責任を明確に捉えていなかったように思います。
現在は、年間計画に沿って月間や週間ごとに計画しているので、一日ごとの仕事を決めています。また、私が休んでも代行して行えるように仕事のやり方を伝え、共有するようにしてから有給を取得しやすくなりましたね。
しかしながら、
残業している職員をみかけますので、残業の「集中」?「感染」?を疑った方が良さそうです…。
残業インフルエンサーに感染している??かもですね。
みなさんの職場はどうでしょうか?
こちらの本は、
働く人、働かせる人におススメです!
残業したくないのに、残業している人は是非読んでいただきたいですね!
では、次の本をお楽しみに!
そして、読書は続く!
book-timeブログ「みなはなの本棚」より