強みを引き出すってどうするの?から読んだ本
こんにちは!12回目のブログになりました!
最近、間食が多くなったような…気がするので、腕立て伏せ(膝をつけて)とスクワットを数回程度を行うようにしています。毎日ではないですけれども。間食分を運動で消費した気分になる!のが目的といったところですね。
さて、今回ご紹介する本は、
「部下の強みを引き出す経験学習リーダーシップ」です。
本書は、前回の11回目ブログでご紹介させていただいた
「職場が生きる 人が育つ 「経験学習」入門」をベースに書かれております。
↓
私がこの本を読もうと思った理由は、
・続編として読みたい!
・部下の強みを引き出すってどうするのか?
この2つですね。
本書は、
第1章 経験学習の基本プロセス
第2章 育て上手のマネジャーVS平均的マネジャー
第3章 育て上手の指導法1
強みを探り、成長ゴールで仕事を意味づける
第4章 育て上手の指導法2
失敗だけでなく成功も降り返らせ、強みを引き出す
第5章 育て上手の指導法3
中堅社員と連携しながら、思いを共有する
第6章 補完スキル1
成長をうながす仕事の創り方
第7章 補完スキル2
成長をうながすリフレクション支援
終章 まとめ
上記の内容で構成されています。
ざっくりとした印象として、
本のタイトルにある「強みを引き出す」ことの重要性を強調しておりました。
この「強みを引き出す」ことがなぜ重要なのか?
本書では、
①強みを生かすことで「ポジティブな結果」を生み出す(心理学)
②部下の強みを引き出すことが「マネジャーの役割」である(経営学)
③人材の強みを生かし、社会に貢献することが「善」につながる(哲学)
・・・
強みを伸ばすほうが、成長につながりやすいからです。
と述べられていました。
なるほど!
心理学、経営学、哲学の観点からも個人の強みを生かすことに意義があり重要ということなんですね。
振り返ってみると、職場内で強みよりも弱みを克服するために反省しましょうという風潮はありますね。
問題や失敗は目につきやすいので、強みよりも弱みを評価されやすいかもしれません。
となると、「強みを引き出そう」という行動が必要になりますね。
そこで、
〇仕事の創出
部下の強みを引き出す業務を用意するために「つなぐ」「わたす」「つくる」
〇リフレクション支援
リフレクションをうながすために「事実確認」「共感」「評価」
こちらの補完スキルが解説されています。
なるほど!
仕事の創出となると、自分の仕事をマネジメントした上でつなぎ、わたす必要がありますね。そして、新しい仕事をつくるとなると先を見通した戦略も考えながら…。
リフレクション支援では事実に対して感じたことを聞き、一緒に対策を考え行動を評価していくということですね。共感する中で強みの部分が理解できるのかも。
興味や関心がある方は本書をお読みください。
ところで、
そもそも自分の強みは何だろう?、部下の強みは何だろう?
そう思われた方は、付録に「強みリスト」「自己診断チェックリスト」がありますので、ご参考にされると良いかと思います。
私はこちらのチェックリストを活用していこうと思っています。
来週中に上司へ強みリストをチェックしてもらうようにお願いしてみます!自己評価とズレがあるかも…。
まずは明日から自分自身や部下の「強みを引き出す」を意識しよう!
と思います。
本書は、部下育成に困っている、悩んでいる方におススメです!
では、次の本をお楽しみに!
そして、読書は続く。
book-timeブロブ「みなはなの本棚」より