「経験学習」を知りたい!から読んだ本
こんにちは!11回目のブログ記事になりました!
みなさんは、週末をどのように過ごされているでしょうか?
Beforeコロナの生活(新型コロナウィルス感染症が世に知られる前)と比べて、生活が目まぐるしく日々変化し、さまざま移行している状況なので、精神・心理的にストレスを感じている方が多いかと思います。
私は、少しでも楽しく意味ある事を生活に取り入れるようにしているところです。
さて、今日ご紹介する本は
「職場が生きる 人が育つ「経験学習」入門」です。
著者は、北海道大学経済学研究科・経済学部教授の松尾睦先生です。
なぜ、この本を読もうと思ったのか?
私が「経験学習」について色々と調べてる時に、直属の上司から薦められたからです。
著書は、
序章 経験から学べる人、学べない人
第1章 成長とは何か
第2章 経験から学ぶ
第3章 経験から学ぶための三つの力
第4章 「思い」と「つながり」
第5章 学ぶ力を育てるOJT
第6章 学ぶ力を高めるツール
上記の内容が書かれています。
私にとって特に“目から鱗”だった内容は、
・学びほぐし(アンラーン)
一度固まった知識の塊をほぐし、必要のないものを捨て、知識を組み直す作業です。
確かに。例えば、20年前の状況とは異なるにも関わらず、その時の知識だけで現状の課題を解決しようと考えるのは困難ですね。
となると、学生の時に学んだ知識で十分であるとは言えないですね。
私はこの文章を読んでから、必要ないもの=ほぼ読んでいない文献などを整理してみると本棚がスッキリして新しい本を置けるようになりました。
知識の断捨離といったところでしょうか。
・経験から学ぶ三つの要素
挑戦的な仕事に取り組むほど(ストレッチ)、仕事中の試行錯誤や仕事後の振り返りから引き出される教訓の質は高まり(リフレクション)、その結果として感じるやりがいや意義は大きくなります(エンジョイメント)。
挑戦的な仕事は、個人の立場や状況によって異なりますね。
新規性のある仕事、今まで行ったことがない事に挑戦するなどゼロから自分で考えて取り組むなどはストレッチに当たると思います。
私としては、新事業を立ち上げる機会をいただいており、現在進行形でストレッチゾーンにおります。試行錯誤する中で、失敗経験からのリフレクションにもう少し時間を費やすとやりがいを感じてくるのかも…。
・発達的なつながりを構築する
「職場外から率直な意見を聞く」
「人を選び、誠実につきあう」
「自ら発信し、相手を受け入れる」
なるほど!
直属の上司、ロールモデルとなる先輩はまさに発達的なつながりを構築していることに改めて気が付きました!
職場外とのつながりは自分自身が行動する、そこから学ぶ!の経験学習ですね。
本書では、読んでほしい方として
・早く成長したいと焦っている方
・成長が止まったと感じている方
・後輩、部下の育成に悩むマネージャー
を挙げていました。
上記に当てはまる方は、是非おススメです!
こちらの本を薦めていただいた直属の上司には心から感謝しております。
目から鱗がボロボロでした!
では、次の本をお楽しみに!
そして、読書は続く。
book-timeブログ「みなはなの本棚」より